七対子(チートイツ)
七対子(チートイツ)は2翻の役です。チートイと略されることも多いです。
七対子の特徴
対子(トイツ)を7組そろえると成立します。この七対子と国士無双だけが雀頭(ジャントウ)1組と、面子(メンツ)4組の構成ではない特殊な役となります。門前(メンゼン)ですすめる役で、最終的には単騎待ちになります。同じ牌4枚を持っている場合、トイツ2組とはならないので注意が必要です。また、一盃口や二盃口とは複合しません。
七対子はドラや裏ドラが絡んだ場合、跳満や跳ツモ条件などを満たしやすく、打点力の高い手です。また、他家の危険牌を抑えながらテンパイやあがりにつなげることもでき、攻守にすぐれた役です。しかし、鳴くことができないため形式テンパイができず、待ちの選択も難しいため、親番や必ずテンパイが必要なときには、なかなか狙いにくい役です。
このような特徴があるため七対子は、プロでもかなり好き嫌いの別れる役です。プロでは土田浩翔プロなどが七対子を得意とします。反対に新津潔プロや二階堂亜樹プロなどは対子手を好まず、あまり狙うことは少ないです。
初心者用解説
- 攻撃力
- 守備力
- 機動力
七対子は判断が難しく、初心者の方の多くはトイトイを狙う方が多いと思います。判断基準として、鳴きやすさと打点の高さを意識しましょう。
数牌の中ごろは他の人も使いやすく鳴きにくく、反対に字牌や端牌は使いにくく鳴きやすいです。また、役牌2組トイツなど鳴いても打点が見える場合も鳴きやすいです。七対子はプロや上級者でも扱いが難しい役ですが、攻守にすぐれた使い勝手のいい役なので上手く活用しましょう。
役一覧 | |
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1翻 | 立直|タンヤオ|平和|一発|メンゼンツモ|一盃口|役牌|ハイテイツモ|ホウテイロン|嶺上開花|槍槓 |
2翻 | 一気通貫|チャンタ|三色同順|三色同刻|混老頭|トイトイ|三暗刻|三槓子|小三元|七対子|ダブルリーチ |
3翻 | ホンイツ|ジュンチャン|二盃口 |
6翻 | チンイツ |
役満 | 国士無双|四暗刻|大三元|字一色|緑一色|小四喜|大四喜|清老頭|四槓子|九連宝燈|天和|地和 |
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