立直(リーチ)
立直(リーチ)とは、麻雀の中で最も使用頻度が高く、基本的な役のことです。麻雀をこれから覚える方は、まずこの役を覚えてください。麻雀であがるためには役が必要となりますが、リーチは1翻の役なので、リーチをかければ他の役がなくてもあがることができます。
リーチの条件
リーチをかけるためには以下の条件が必要となります。
リーチの手順
- しっかりと「リーチ」と発生する
- 牌を横向きにして河に捨てる(リーチ宣言牌が鳴かれた場合は次巡の捨て牌を横向きにする)
- 1,000点棒を供託する
リーチのメリット
・一発と裏ドラのチャンスがある
リーチをかけると一発と裏ドラのチャンスがあるので、何でもない手が満貫や跳満になったりすることもあります。
・リーチをかければ役をつけることができる
役なしでテンパイした場合に、リーチは1翻の役なので、リーチをかければあがることができます。
・相手を牽制する
リーチをかけた場合、当然テンパイしているため、他のプレイヤーは極力振り込みを避けようとします。そのため、手を曲げたり降りる可能性もあります。そうなると、自分がツモる可能性やノーテン罰符を得られる可能性も高くなります。
リーチのデメリット
・リーチ後は手牌を入れ替えることができない
リーチをかけるとあがり牌以外はすべてツモ切りとなり、手牌を入れ替えることはできません。ただし、暗槓(アンカン)ができる牌ならアンカンは可能です。
・テンパイしていることがわかる
テンパイしてないとリーチをかけることができないため、リーチをかけるとテンパイが他の人にわかります。そのため、他の人からあたり牌が出てくる可能性は低くなります。
・1,000点棒を出さなくてはならない
リーチをするためには、1,000点棒を場に出す必要があります。
まとめ
リーチは初心者の方にとって最も重要な役の一つです。役があまりわからなくてもリーチをかければ、あがることができます。一発や裏ドラなど打点上昇の面でも重要な役割を果たします。もちろんデメリットも多くありますが、リーチの判断は上級者でも難しい場面も多いため、初心者のうちは積極的にリーチすることをお勧めします。ただし、リーチをかける前にフリテンになってないかしっかり確認しましょう。フリテンでもリーチはできますが、ロンあがりはできません。
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