牌の安全度（危険度）

麻雀はあがりも大事ですが、無駄な失点を減らすためには守備も欠かせません。放銃をなるべく防ぐためには、牌の安全度（危険度）の濃淡を見極める必要があります。

現物

他家が捨てた牌のことで、その人に対しては当たらない安全な牌のことです。上記のような捨て牌でリーチが入った場合、「北」「中」「1萬」「2ソウ」「6萬」「8ピン」が現物となり、リーチ者にあたることはありません。ただし、リーチ者の現物でも他の人からはロンされる可能性があるので、リーチ者以外の気配にも注意しましょう。

単騎にしか当たらない牌

安全度
2枚切れの字牌やノーチャンスで2枚切れの牌など、単騎待ちにしか当たらない牌は当たりにくく安全度が高いです。

単騎・シャンポンにしか当たらない牌

安全度
字牌やスジの1・9牌など、単騎・シャンポンにしか当たらない牌は比較的に安全度が高いです。

スジの牌

安全度
が捨牌にある筋（スジ）のなど、両面で当たることのないスジの牌は安全度はそこそこ高いです。ただし、リーチ宣言牌のスジとなる牌はリャンカンの形で残っていることも多く安全度は通常のスジよりも低いです。

無筋の牌

安全度
無筋の1・2・3・7・8・9牌や片筋の4・5・6牌は、様々な形で当たる形があり安全度は低いです。

無筋の牌（4・5・6）

安全度
無筋の4・5・6牌は様々な形で当たる可能性があるうえ、を例にすると 2・3ソウと 5・6ソウの2通りのリャンメン待ちのパターンがあるため安全度は非常に低いです。

まとめ

現物の牌は100％あたることはありませんが、それ以外の牌はあたる可能性はゼロではありません。べた降りする場合でも、手詰まって安全牌に困ることもよくあります。最初の内は安全度はざっくり、「現物＞字牌＞スジ＞無筋」くらいの感覚で覚えておくとわかりやすいかもしれません。上記ではざっくり説明しましたが、同じ無筋でも安全度は若干異なり、基本的には端の牌ほど安全度は高いです。
もし手詰まってしまった場合には、打っても高くなりにくそうな牌や打っても致命的にならない相手をできるだけ考えて打牌するようにしましょう。

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