麻雀情報サイト

副露

チー
副露とは、他の人が切った(河に捨てた)牌をもらってメンツを完成させることです。読み方はフーロで「鳴き」「鳴く」ともいいます。
副露の基本的な説明についてはこちらに記載しています。 →鳴き(副露)とは

副露率

副露率とは、総局数に対する副露した局の割合のことです。副露が多いほど割合は高くなり、少ないほど低くなります。副露した局の割合で、その局に何副露しても割合は同じです

副露率の平均

副露率の平均はルールやプレイヤーによっても異なりますが代表的なもの例を挙げると、いろんな団体のプロが集まるMリーグでは、最も選手で約30%程度で低い選手では約10%で、平均は20%前後になります。
天鳳などのネット麻雀では平均は35%で程度で30%以下は低い方で、40%以上なら高い方に分類されると思います。

門前派・鳴き派

副露率の高低はタイプの違いであり特に優劣はありません。副露率の低い門前派は打点が高く、副露率の高い鳴き派は上がり率が高いなど、それぞれに特徴があります。ただし、副露率が極端に低い場合や極端に高い場合は、上がり率・放銃率・打点などの面からみて損をしている可能性が高いです。

鳴きのメリット

鳴きは他家が捨てた牌をメンツに使うことができるため、鳴くことで役を作れたり手牌を進めることができ、上がり率に大きく影響します。リーチをかけずに局を進めたい場面や聴牌どりなどにも有効です。

鳴きのデメリット

鳴きには当然デメリットもあり、麻雀の武器の一つであるリーチがかけれなくなることです。リーチができないということは打点に大きく影響します。また、手牌が短くなればなるほど、門前と比較して相手から推測されやすくなるうえ、相手からリーチが来た時に選択できる牌が少なくなるので守りにくくなります

鳴きの目安

鳴きのポイントとしては、次のようなものが挙げられます。「形の良さ」「打点」「安全度」などが確保されていると鳴きやすくなります。

形の良さ」はイーシャンテンやリャンシャンテンなどで、門前で進めても打点があまり見込めない場合は役牌や急所を鳴いて、上がりやすい形で聴牌をして上がりを目指しましょう
打点」はドラが暗刻や役役ホンイツなど満貫以上の打点が見込める場合などは、自分の手牌にも価値がでてきて相手からリーチが入っても勝負する価値があります
安全度」は役牌暗刻などがある場合は、役を確保できて安全度の高い牌を複数確保できるため、多少手牌を短くしてもある程度の防御力はでき鳴きやすくなります

まとめ

初心者の方で多いのが、打点も低い形も悪い手で手牌をどんどん短くして、放銃になっているパターンです。どんな手でもやみくもに進めるのではなく、自分の手牌の価値や相手の手牌や状況なども考慮しながら、バランスを考えながら進めていきましょう。
反対に上がり率や副露率が低い方に比較的に多いのが、慎重になりすぎるあまり鳴くべき牌を鳴けていなかったり、押すべき牌を押せていないパターンです。放銃率が低くても上がり率が低くて勝てていない場合は一度打ち方を見直してみましょう。

スポンサードリンク

本日が誕生日のプロ

Copyright (c) 2014 麻雀情報サイト All right reserved