抜きドラとは
抜きドラとは、三人麻雀のルールの一つで、特定の牌を自分の右端にさらしてドラとすることです。抜きドラが採用されている場合、一般的にはが抜きドラになることが多いです。以降は「北」が抜きドラの前提で話を進めていきます。
三人麻雀では北家がないため、北風牌の扱いはルールによって異なります。主には抜きドラとするルール、共通役牌とするルール、オタ風とするルールなどがあります。
抜きドラの手順
- (対象の牌)が手の内にある場合に自分の右端にさらす。
- 嶺上牌から1枚ツモる。
- 不要な牌を1枚捨てる。
※抜きドラがありのルールの場合、その分の嶺上牌(リンシャンハイ)を枚数分用意する必要があります。
抜きドラとして使わない場合
「北」をツモってきたからといって、必ずしも抜きドラを宣言しなければならないわけではありません。ルールによって異なりますが、手牌が悪い場合は安全牌代わりにもなりますし、反対に抜いた瞬間に「北」をロンされる可能性もあります。
抜きドラとして用いない場合の「北」の扱いはルールによってかなり異なるので、事前にしっかりとルールを確認しましょう。例えば、抜きドラありのルールで「北」が手牌でも使える場合、七対子(チートイツ)「北」待ちで「北」を抜いた瞬間にロンというようなこともルールによっては可能なので注意しましょう。
まとめ
三人麻雀特有のルールの一つですが、抜きドラありのルールの場合、一般的には「北」が抜きドラになることが多いです。「北」を抜きドラとして用いない場合は、「手役にも使えるか」「北をポンできるか」「北をロンできるか」などルールによって異なります。また、一発や嶺上開花との兼ね合いもルールによって異なるので事前にしっかりと確認しておきましょう。
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