コツ
ここでは、三人麻雀に勝つためのコツを紹介していきます。
三人麻雀で勝つための戦術
まず三人麻雀は四人麻雀では点数の価値が違います。満貫、跳満はもちろんのこと、倍満くらいなら普通にでます。これは赤ドラの有無にかかわらずです。20,000点差や30,000点差くらいなら、あっという間に逆転されることもざらにあります。
聴牌(テンパイ)料の価値
三人麻雀は、四人麻雀に比べて平均打点が高くなるため、テンパイ料の価値が相対的に低くなります。赤入りや抜きドラありなら、より一層低くなります。押す牌の危険度や点数・連荘の価値など総合的に考えましょう。
手役の作りやすさ
三人麻雀では、ホンイツ・チンイツが非常によくでます。4・5巡目であまりなしのテンパイなども結構あります。反面、平和手が四人麻雀に比べて少ないです。手があまりに悪いときは、遊びながら高い手を作っていくのもいいと思います。ツモがいいと驚くほど手が進み、あがりまで見えてくることも少なくないです。また、国士無双・四暗刻・大三元の三つは、かなり出現しやすいです。
門前チンイツは比較的出現しやすく、打点も高いのである程度、形を覚えるだけでもかなり有利になります。ホンイツ・チンイツを狙う時の注意点は、あまり長考をしないことです。長考すると聴牌や待ち変えが疑われるため警戒されやすくなります。特にメンチンは場合によっては、かなり複雑な待ちになることも多々あります。どの牌がきてもいいようにある程度、頭の中で考えておくことがいいでしょう。
三人麻雀は必然的にツモる(ツモられる)確率が高いため、放銃しなくても点はどんどん減っていきます。そのため、守ってばかりでは勝つことはできません。押すべきときは絶対に引かず、絶対に打ってはいけないとき(牌)はしっかり守ることが大事です。守備型の人には特にいえることですが、四人麻雀よりも攻めを意識した麻雀が必要となってきます。
ルールによる手役の価値
三人麻雀はルールによって手役の価値が大きく異なります。赤ドラ・抜きドラのないルールであれば上記のように手役の価値は非常に高いですが、赤ドラ・抜きドラありのルールになると相対的に手役の価値は下がります。
オンライン麻雀「天鳳」の三人麻雀を例に挙げると、通常のドラに加えて、赤ドラ3枚、抜きドラ4枚の常時11枚ドラが用いられます。跳満・倍満が当たり前のようにでるため、手役の価値が下がり、手組・リーチ判断・押し引きのバランスも大きく異なります。