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特上卓・鳳凰卓の勝ち方

特上卓・鳳凰卓での勝ち方についてです。

特上卓での勝ち方

特上卓を抜けて天鳳卓へ行くために難しいことをする必要はありません。待ち牌読みや手出し・ツモ切りの記憶など難しいことができなくても、基本的なことがしっかりできれば鳳凰卓に行く(七段になる)ことは十分できます。

牌効率はもちろん完璧にできた方がいいのですが、複合系など複雑な形になるとかなり難しい場合もあるため、微差以外のところがしっかりできていれば大きな損はありません。
麻雀で上手い人と下手な人に差が出やすいのが守備です。べた降りの際や押し引きの判断含め、スジや壁、捨て牌の巡目など場に見えている情報を最大限活用しましょう。
テンパイ後でもやることはあります。待ちや打点をよくする鳴きや、ドラが使えそうな手牌ならスライドも視野にいれてしっかり打ちましょう。もちろん、安全度も考慮する必要があります。また、流局時に安全にテンパイ料をとれる場合はしっかり狙っていきましょう。あがりまで行けなくても比較的安全にテンパイを狙える場面は意外とあります。
最後にリーチ判断は上級者でも難しい場面が多いですが、なぜリーチなのかなぜダマにするのかメリット・デメリットしっかり考えて判断するようにしましょう。

やるやらないは別として、鳴き(ポン・チー・カン)、待ち替え、形テンどり、ハイテイずらしなど麻雀では常に選択肢があります。これらは常に選択肢として頭に入れておきましょう。「やらない」と「できない」のでは全くちがいます。選択にはメリット・デメリットがあり、それを考慮したうえで自分に得の多い選択をするようにしましょう。例えば、下記の画像はテンパイ後の選択の例です。
待ち替え

私はドラの2萬と2ピンのシャンポン待ちで満貫のテンパイが入っています。打点はありますが待ちとしてはあまりよくありません。そこに親が3ピンを切ってリーチをして、上家が3ピンをあわせました。この3ピンを2・3・4で鳴いて2Pを切ると4・7Pのリャンメン待ちになり、しかも親の一発も消えます。ただし、この打ち出す2Pは危険な牌の一つです。
この場合のメリットはシャンポン待ちがリャンメンになり親の一発が消えることで、デメリットは危険な2Pを切らなくてはならないことです。私の基準ではメリットが大きすぎるので3Pをチーして2Pを切る選択をしました。このようにテンパイ後でもやることは結構あり、メリットとデメリットを考えて行動する必要があります。

鳳凰卓での勝ち方

鳳凰卓では上記(特上卓での勝ち方)のような基本的なことは、ほとんどの方ができていると思うので、天鳳の特殊なルールに対応することが大きなカギだと思います。

上記は鳳凰卓でのポイント配分ですが「1⇔2」は45P差、「2⇔3」は45P差、「3⇔4」は135~180P差、と4位の負担が非常に大きい特殊なルールです。そのため、「着順上昇」よりも「ラス回避」に重きをおく必要があります。鳳凰卓はとにかくラスを引くことが痛すぎるので、押すべき状況と引くべき状況をしっかり見極めてルールに適応することが大事です。また、2位2回で90P(1位1回分)と2位の価値が大きいのも特徴です。
そのため、トップ目や2着目からラスに落ちることが非常に痛く、無理にトップを狙わずに2着を受け入れるような場面もでてきます。もちろん着落ちの可能性が低い場合は積極的にトップを狙うべきですが、そこは実際に着落ちする可能性がどのくらいあるのかリスクとの相談になります。

まとめ

特上卓では、とにかく基本的なことを意識してできるようになりましょう。テンパイ後の待ち替えやドラとのスライドなどは、特上卓では意外とできていない人も多いです。リーチ後はあたり牌と暗槓できる牌以外は考えなくてもいいですが、手替わりできる場合はテンパイ後にもやることはあります。当たり前のことを当たり前に続けて習慣化できるようにしましょうテンパイ取りや一発消し・ハイテイずらしなども同様です。自分にメリットのある行為はやる・やらないは別として常に選択肢として考えておきましょう

鳳凰卓に関しては対戦数がまだ300戦を超えた程度であまり参考になりませんが、まがりなりにも戦えているのは私自身がもともと守備型でこのルールがもともとの自分の雀風とあっているが大きな要因だと思います。

1位率 2位率 3位率 4位率 試合数
0.232 0.306 0.265 0.197 310

上記の表は鳳凰卓での試合数と1位~4位までの割合です。1位率は0.232と1/4(0.25)を下回る低い数値ですが、2位率がかなり高く、4位率がかなり低いです。守備型はこのように2位・3位が多くなりやすいのが特徴です。実際の麻雀は1位の価値が高いですが、天鳳ではこのような数値でも段位ポイントはかなりのプラスになります(現在八段の2230Pで、十段時では若干マイナスになります)。対戦数が500試合・1000試合と増えていくともちろんこの数値は変化して、今の4位率を維持するのは難しいと思いますがあくまでも傾向としての話です。このように4着をいかに回避するかが天鳳(鳳凰卓)では重要となります。
鳳凰卓に達している方は、技術的な面で他の人より大きく劣るというようなことはないと思うので、もし苦戦している場合はこの特殊なポイント配分を意識して押し引きを考えるといいかもしれません。鳳凰卓でプレイしている方の中には自分より上手い方なんていくらでもいるので、勝ち方など大層なことは言えませんが参考になれば幸いです。

上記の数値はこちらのサイトを使用させていただいたものです(自分のIDを入れると細かい成績がみれます)。→天鳳ランキング

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