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手出しとツモ切りの違い

手出しとは、山からツモってきた牌を手牌に入れて、手牌の中から別の牌を選んで捨てることをいいます。自摸切り(ツモぎり)とは、山からツモってきた牌をそのまま捨てることです。

空切りとは

空切りとは、山からツモってきた牌と同じ牌を手牌の中から捨てることをいいます。そのままツモ切りしても河に捨てられる牌は同じですが、空切りすることで対局者に与える印象は異なります。

空切りの狙い(メリット)

空切りは不必要な牌をあえて手の内から捨てることで、相手に情報を与えて読みや考えを狂わせることにあります。ただし、考えなく空切りをしていると与える必要のない情報まで相手に教えてしまうので注意が必要です。例えば以下の画像をご覧ください。上が捨て牌で下が手牌です。

空切り

上記のような手牌と捨て牌のときに、ツモってきた4ピンを空切りしてしまうと周辺の牌(待ち牌の2・5ピン)が警戒されるうえ、先に切られている3ピンの意味も薄れてしまします。空切りの意図を理解せずになんとなく空切りしてしまうと、意味がないどころかデメリットになることもあるので注意しましょう

手出しで覚えておくポイント

手出しとツモ切りをすべて覚えるのは難しいですが、「トイツ落とし」と「両面ターツ払い」などは重要なポイントです。トイツ落としはその瞬間は七対子や単騎待ちが否定されます。両面ターツ払いはそのターツよりいい待ち、またはトイトイやホンイツなど打点が確保されている可能性が高いです。
また、鳴きが入った後に出てきた牌も注意が必要です。門前から手牌を読むことは難しいですが、手牌が短くなるほど相手の手役や待ちは推測しやすくなります。特にチーテンの場合の最終手出しは待ちになっていることも多いです。2副露・3副露後の最終手出しは特によく見ておきましょう。

まとめ

対局者全員の手出し・ツモ切りを完璧に覚えられる人はほとんどいないと思います。可能ならばすべて覚えておいた方がいいですが、トイツ落としやターツ払いなど特に重要なポイントは気に留めておきましょう。また、手牌が短くなるほど手牌の構成を読みやすくなるため、副露後の手出し・ツモ切りには特に注意が必要です。

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