チョンボとは
チョンボとは、麻雀の対局中に間違いをおこしたり、ルールに違反することです。対象者には行為に応じた罰則が科せられます。広義には罰符・あがり放棄・供託を指し、特に罰符を指してチョンボという場合も多いです。
罰符
局の進行が不可能になるような大きな間違いや違反に対して科せられる罰則で、最も重たい罰則になります。誤ロンや誤ツモで手牌を倒した場合やノーテンリーチで流局した場合などに罰符となるルールが多いです。
罰則は対象者が満貫と同等の点数を支払ったり(子の場合2,000・4,000の計8,000点、親の場合4,000オールの計12,000点)、対局終了後にポイントから減算されたりします。
あがり放棄
局を続行することのできるミスや違反を行ってしまい、その局はあがることのできない罰則のことです。あがり放棄後はポン・チー・カンの鳴きもできず、流局時のテンパイ宣言も認められません。少牌や食い換えなしルールでの食い換えなどがあがり放棄に該当するルールが多いです。
供託
比較的に小さなミスや違反に対して科せられる罰則のことです。罰則は対象者が場に1,000点を供託して、あがった人がその点棒をもらうことができます。
チョンボとなる行為一覧
以下はチョンボの対象となる主な行為一覧です。罰則はルールによって異なり、必ずしも以下と同じとは限りません。
行為 | 罰則 |
---|---|
誤ロン(倒牌) | 罰符 |
誤ツモ(倒牌) | 罰符 |
ノーテンリーチ | 罰符 |
リーチ後の不正なカン | 罰符 |
誤ロン(発声のみ) | あがり放棄 |
誤ツモ(発声のみ) | あがり放棄 |
多牌 | あがり放棄or罰符 |
少牌 | あがり放棄 |
先ヅモ | あがり放棄 |
食い換え | あがり放棄 |
錯行為 | あがり放棄 |
空行為 | あがり放棄or供託 |
※錯行為とは、「錯ポン(誤ポン)」「錯チー(誤チー)」「錯カン(誤カン)」のことで、空行為とは「空ポン」「空チー」「空カン」のことです。
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