荒正義プロが第38期十段位戦優勝
第38期十段位決定戦が行われ荒正義プロが優勝。日本プロ麻雀連盟史上初のグランドスラム達成となる。
概要
第38期十段位決定戦は現十段位「柴田吉和」プロ、「藤原隆弘」プロ、「瀬戸熊直樹」プロ、「三浦智博」プロを抑えて荒正義プロが見事十段位戦優勝。最終戦、三浦智博プロが親番で粘りを見せるもあと一歩届かず準優勝となる。荒プロは十段位戦の優勝は自身初となり、この十段位戦の優勝で日本プロ麻雀連盟の5大タイトルをすべて制覇したことになり、史上初のグランドスラム達成者となる。
グランドスラムとは
日本プロ麻雀連盟の5大タイトルを制覇することで、5大タイトルとは「鳳凰戦」「十段戦」「王位戦」「麻雀マスターズ」「麻雀グランプリ」の5つのG1タイトルのことです。鳳凰位・十段位を複数回含む多くのタイトルを持つ「前原雄大」プロ、「藤崎智」プロ、「瀬戸熊直樹」プロなど名だたるプロでさえ、リーチ(5つの内4つ獲得)の状態にすらなっておらず、達成の難易度は非常に高いです。
荒正義プロの主な獲得タイトル
- 鳳凰戦(第8期)
- 鳳凰戦(第28期)
- 王位戦(第5期)
- 王位戦(第29期)
- 麻雀マスターズ(第12期)
- 麻雀グランプリMAX(第5期)
- グランプリ(2006)
- グランプリ(2009)
- 麻雀最強戦(第10期)
- 天空麻雀・男性大会(第11回)
- 天空麻雀・男性大会(第20回)
- 名人戦(第4回)
- モンド王座決定戦(第6回)
- モンド王座決定戦(第7回)
まとめ
現役最強の呼び声も高く、団体内でも荒プロに憧れる選手も多く、レジェンド的な存在になりつつあります。上記の獲得タイトルだけ見ても驚くべき実績です。最近でも小林剛プロとの激闘を制した最強戦での一戦や十段位戦獲得などまさに「生涯現役」を地で行く活躍を見せています。
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