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HIRO柴田プロが第39期鳳凰位決定戦優勝

日本プロ麻雀連盟、最高峰のタイトル戦である第39期鳳凰位決定戦の最終節が2月6日に行われHIRO柴田プロが優勝。自身にとって初の鳳凰位獲得となる

概要

第38期雀王決定戦は現鳳凰位「佐々木寿人」プロ、「前田直哉」プロ、「HIRO柴田」プロ、「吉田直」プロの4人で行われ、全4日・計16回戦の戦いとなります。HIRO柴田プロ以外の四人は過去に鳳凰位の経験があり、HIRO柴田プロが獲得すれば初の鳳凰位獲得となります。

初日はHIRO柴田プロが3トップ含む全連帯で74.2ポイントと大きくポイントを伸ばす。トータル2位の前田プロが23.0ポイントでHIRO柴田プロを追う形に。
2日目は5回戦で寿人プロが初トップ、吉田直プロが6回戦初トップから7回戦も連続トップをとるも、上位陣のポイントはほぼ変わらず、トータル3位の寿人プロと4位の吉田直プロが入れ替わる形に。
3日目はトータルラスの寿人プロが2トップと大きくポイントを伸ばし、トータル2位に浮上。しかし、トータルトップのHIRO柴田プロも約30ポイントプラスしたため、2着目とは100ポイント差以上離れ、最終日を前に優勝に大きく近づく。
最終日、初の優勝を目前にしたHIRO柴田プロの前に立ちはだかったのは現鳳凰位佐々木寿人プロ。連続トップで50ポイント以上伸ばし、100ポイント以上あった差が2回戦で約25ポイント差ほどに縮まる。迎えた15回戦、ここまで強気の麻雀でポイントを重ねてきたHIRO柴田プロが意地のトップ獲得。最終戦でも大きくポイントを伸ばし、終わってみれば100ポイント以上の差をつけて、HIRO柴田プロが初の鳳凰位獲得となる。

HIRO柴田プロ概要

日本プロ麻雀連盟の第17期。段位は八段。雀風は攻撃型。A1常連の選手で実力は確かながら、ながらく個人タイトルとは縁がなかったが、39期鳳凰位戦で佐々木寿人プロ、前田直哉プロ、吉田直プロ等、過去の鳳凰位経験者を相手に念願の鳳凰位を獲得。

まとめ

HIRO柴田プロはA1常連で決定戦の進出回数も多いものの、鳳凰戦第34期2位、第25・26期3位などタイトルまであと一歩といった状況が続いていました。迎えた自身5度目の決定戦でついに鳳凰位を獲得。過去の鳳凰位経験者3人を相手に、終始攻めの姿勢を貫き戦い切った見事な麻雀でした。
現鳳凰位の寿人プロも最終日は怒涛の追い上げを見せ、鳳凰位3連覇にあと一歩のところまで迫りました。前田プロは前年度の決定戦に続き、安定した隙のない麻雀で、岩の鉄壁さを再認識させられました。吉田直は公式ルールに沿った面前打点派ならではの我慢の利いた素晴らしい手順でしたが、3山の四暗刻聴牌をツモれずなど苦しい展開が続きました。

HIRO柴田プロは2022年の1月に同団体の蒼井ゆりかプロと結婚を発表しており、同年の鳳凰位戦A1リーグで2位で決定戦進出。翌年の決定戦で鳳凰位となり、自身にとって大きな一年となりました。

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