瀬戸熊直樹プロが麻雀最強戦2022優勝
近代麻雀が主催する麻雀最強戦2022FINAL2nd Stageが行われ12月11日に行われ、日本プロ麻雀連盟の瀬戸熊直樹プロが優勝。昨年位引き続き2度目となり、初の最強位連覇となる。
概要
麻雀最強戦FINALではここまで勝ち進んだ選手16名がA卓～D卓に分かれて戦い、各卓2名の選手がFINAL2nd Stageへ勝ち上がりとなる。A卓からは「ももたん」さん、「鈴木大介」さん（将棋）、B卓からは「瀬戸熊直樹」プロ、「前原雄大」プロ、C卓からは「菅原千瑛」プロ、「友添敏之」プロ、D卓からは「丸山奏子」プロ、「渋川難波」プロがFINAL2nd Stageへ進出。
FINAL2nd Stage、Ａ卓は、友添敏之プロが1位で瀬戸熊直樹プロが2位で決勝卓進出へ、Ｂ卓は、前原雄大プロが1位で鈴木大介さんが2位で決勝卓進出となる。
決勝では、安いあがりが続いた後の東2局1本場で、瀬戸熊プロが鈴木大介さんに役牌・三暗刻・ドラ2で8,000点を放銃。続く東3局で鈴木大介さんが友添プロに立直・タンヤオ・ピンフ・三色で8,000点を放銃。東4局では、鈴木大介さんが立直・ドラ2の7,700を瀬戸熊プロに放銃と東場では、攻撃派らしい高打点の応酬が続くも比較的穏やかな点数状況で南場へ。南3局1本場、聴牌の前原プロが親リーの鈴木大介さんに6索を勝負して放銃。リーチ・一発・ピンフ・一盃口で12,000を放銃。続く2本場では、瀬戸熊プロがピンフ・高め一通をリーチをかける。一発こそなかったものの次順に1索を力強くトルネードツモ。裏1で3,000・6,000のツモあがり一気にトップ目に。オーラス鈴木大介さんは一色手、友添プロはチートイor面子手で逆転が見える手が入るも、あと一歩届かず流局となり瀬戸熊プロが2022最強位となる。
瀬戸熊直樹プロ概要
日本プロ麻雀連盟の第14期。段位は9段。MリーグではTEAM RAIDEN（雷電）に所属。雀風は攻撃型。鳳凰位3期・十段位3期を獲得。キャッチフレーズは「卓上の暴君」。
まとめ
前年度に引き続き瀬戸熊プロが2022最強位となりました。最強位連覇は史上初の快挙となります。メンバーも攻撃型の選手がそろい、高打点の殴り合いで非常に面白い試合となりました。
鈴木大介さんは麻雀プロではありませんが、日本将棋連盟所属の将棋棋士です。最強位獲得経験もあり、麻雀の実力派広く知られています。麻雀プロを含めても無類の攻撃型で今回の大会でも同じく攻撃型の前原プロと並んで大暴れでした。