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黒沢咲プロがMリーグ最高スコアを更新

Mリーグ2022シーズン11月7日の試合で黒沢咲プロがMリーグ最高スコアを更新。黒沢咲プロが112,700点を叩き出しMリーグ最高スコアを更新。

概要

2022年11月9日に行われた「赤坂ドリブンズ」「KADOKAWAサクラナイツ」「TEAM RAIDEN / 雷電」「U-NEXT Pirates」の試合で、雷電の黒沢咲プロが歴代最高スコアとなる112,700点の大トップを獲得。昨年11月にKONAMI麻雀格闘倶楽部伊達朱里紗プロが記録した、Mリーグ最高スコアの105,500点を大きく更新。現最高位戦、雀王4度獲得の「鈴木たろう」プロ、現雀王「渋川難波」プロ、現最高位、「鈴木優」プロといずれも団体を代表するトッププロ相手に大暴れ。オーラス10本場まで続く大連荘で記録を更新。

なお、最高スコアのみならず総局数・試合時間・最少スコアなどもこの試合で更新された。局数は26局、試合時間は約3時間半、最少スコアは-47,600点。

最高スコアを獲得した黒沢プロのスタッツは立直(リーチ)回数 あがり回数 - 9回、放銃 - 0回とパーフェクトゲーム。
最少スコアとなってしまった渋川プロのスタッツは立直回数 - 6回、あがり回数 - 0回、放銃 - 6回と厳しい結果に。ただ、内容が悪かったかというと全くそうではなく、戦える手でしっかりとリーチをかけて、守るべき時はしっかりと守備に徹していて、最後のたろうプロへの差し込みを見てもわかるように、苦しい中でもできることはしっかり行った印象があり、ご自身でも試合後に麻雀の内容はよかったと仰っていました。

黒沢咲プロ概要

日本プロ麻雀連盟の第21期。超面前重視で腰の重い麻雀。キャッチフレーズは「強気のヴィーナス」「セレブ」。副露率は極端に低くメンゼンで高い打点をたたくタイプ。序盤から焦ることなく高打点を狙う優雅な手組は「セレブ打法」と称される。

まとめ

黒沢プロならではの高打点を見た手組やあがりで、子の対局で見事最高スコアを更新しましたが、オーラス2本場であわやという場面がありました。Mリーグで最も起こりやすいチョンボに少牌というものがあるのですが、自動配牌であるMリーグでは親が1枚目をつもり忘れてしまうというミスがよく起こるのですが、それに気づいた優プロが即座にそれを指摘して事なきを得ました。
この局があがり放棄となり終わっていれば、オーラスの大連荘も最高スコアも幻となっていましたが、個人的にはこの指摘はとても素晴らしいと思います。もちろん、勝ちに徹するために気づいても、あえて言わないというプロの考えも理解はでき否定はできませんが、視聴者の立場で見るとあがり放棄など内容以外で勝負を決するとモヤッとしてしまう部分もあります。もちろん、ミスしないように気を付けたり、ミスが起きにくい環境を作ることが大切ですが。
インタビューで記録を更新した喜びより、まず第一が謝罪の言葉であることも視聴者や応援するファンのこと第一に考えた発言で黒沢プロの人柄が表れています。現在、Mリーグをはじめ競技としての麻雀が以前よりも広まり、麻雀プロの人数も年々増えています。麻雀の普及という面から考えても、Mリーグや最強戦など大勢にみられる立場の方は麻雀の強さはもちろん、発声や手順、所作など他のプロや一般の方にもお手本となる存在であってほしいですね。

ちなみに黒沢プロは、今回のトップで100ポイントオーバーの勝ちが佐々木寿人プロの3度に並んでトップタイのようです。今回挙げた最高スコア・最少スコア・総局数・試合時間は更新された記録の主なものですが、細かいものも含めると今回更新された記録はこれ以外にももっとありそうですね。

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