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佐々木寿人プロの伝説とは?

佐々木寿人プロを検索すると、候補になぜか「伝説」というワードが出てきます。寿人プロはいったいどんな伝説があるのでしょうか。

佐々木寿人プロ概要

日本プロ麻雀連盟の第22期。段位は七段。MリーグではKONAMI麻雀格闘倶楽部に所属。鳳凰位連覇(37・38期)。天空麻雀6回優勝、モンド杯4回優勝、Mリーグ2020シーズンMVPなど、連盟公式ルール以外のテレビ対局などでも無類の勝負強さを発揮。

伝説1.アマチュア時代に寿人プロをモデルにした連載が始まる

まだプロ入り前の時代に寿人プロをモデルにした「真剣 -フリーで1000万貯めた男-」の連載が2004年にスタート。2005年には竹書房からコミック(全1巻)として発売されています。
プロ入り前の漫画化もすごいことですが、まずその内容が既に伝説です。これは結構有名な話で、昔は寿人プロの紹介ページなどで見かけることも多かったですが、現在では鳳凰位連覇など、他の肩書がすごすぎて目にすることはあまりなくなりました。現在、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍・人気の寿人プロですが、プロ入り前からアマチュアとして相当知名度は高かったようです。

伝説2.テレビ対局で地和をあがる

麻雀プロ団体日本一決定戦で多井隆晴プロ、鈴木たろうプロ、石橋伸洋プロ等、全員後のMリーガー同卓時に地和をツモあがる。形はチートイドラ2で6ピン待ちで地和でなくてもそこそこ高い。
なお、このときの親番は多井プロで、16,000点の親かっぶりとなる。なお、多井プロは寿人プロがMリーグ史上初の親の三倍満をツモあがりしたときにも同卓しており、このときは12,000オールの被害をこうむる。Mリーグ公式の寿人プロの名場面集の神回には、高確率で多井プロも同卓しています。Mリーグ素晴らしい成績を残し、ともにMVPも獲得しているトッププロの二人ですが、このときからバチバチの熱い対局を繰り広げています。

伝説3.Mリーグ初の13翻

Mリーグでは数え役満はありませんが、数え役満が認められている場合13翻からが数え役満となります。それを最初に達成したのが佐々木寿人プロです。ダブ東・ドラ3・赤ドラの手を6巡目で迷わず立直(リーチ)。数巡後にドラの東を暗槓(アンカン)、手牌に暗刻(アンコ)の5索が新ドラに、そして嶺上牌は待ちの7萬。

立直・ツモ・ダブ東・嶺上開花・ドラ7・赤ドラで13翻の親の三倍役満。この局は滝沢プロの解説も印象的でした。まさに麻雀プロのセオリーをぶっ壊す一局を見せてくれた寿人プロらしい痛快な上がりでした。

伝説4.Mリーグ初の100,000点越え

現在、Mリーグ最高スコアは黒沢咲プロの112,700点ですが、史上初の100,000点越えを達成したのが佐々木寿人プロです。しかも対局者は多井隆晴プロ、園田賢プロ、堀慎吾プロといずれ劣らぬ麻雀界を代表するトッププロ3人です。親番での12,000オールを皮切りに高打点のあがりを連発。最終的には94,000となりましたが、一時は当時Mリーグ史上初の100,000点越えを記録しました。
ちなみに私の記憶が確かならば、1試合100ポイントオーバーのプラスは寿人プロと黒沢プロが通算3度でトップタイだった思います。Mリーグの際に実況・解説のどなたかが仰っていた記憶がありますが、もし間違っていたら申し訳ありません。

伝説5.長考しただけで記事・名シーンに

寿人プロといえば「即断即決」。寿人選手が卓に入れば試合時間は大幅に縮まり、裏ドラをめくる前に点数申告をしていると言われるほど、とにかくすべての行動がテキパキしています。そんな寿人プロが1度だけ大長考をした場面があります。
オーラス寿人プロがトップ目で、2着目の村上プロ、3着目の多井プロがテンパイ(テンパイ濃厚)の場面で、どちらにも満貫放銃で着落ちの場面です。寿人プロの珍すぎる長考に実況・解説も驚いていました。長考をしただけで名シーンに切り取られ、Mリーグ公式の名シーン集では100万回以上が視聴されています。

まとめ

現在では、日本プロ麻雀連盟、そして麻雀界を代表するトッププロの一人となった佐々木寿人プロですが、アマチュア時代から注目度は非常に高かったようです。真っすぐな攻めと立直(リーチ)を武器に自らの持ち味を変えることなく、押し引きと守備に磨きをかけ、ついには最も大きな団体の頂点に立つ存在(鳳凰位)となりました。プロデビューから15年以上たち連盟の理事や鳳凰位経験者として団体を引っ張る立場の存在となりましたが、佐々木寿人の伝説はこれからもまだまだ続きそうです。

ちなみに、検索に佐々木寿人といれるとキーワードの候補に「佐々木寿人 13万点」とでてきます調べてみても該当するものがないのでおそらくはMリーグ2020シーズンでの10万点越えと13翻のあがりを混同したのではないかと考えられます詳しく調べてみると、麻雀日本シリーズ2021、24回戦で佐々木寿人プロが119.2Pを記録していました。WRCルールは30,000点持ちの30,000点返しで、順位点が1着+15、2着+5、3着-5、4着-15なので、これを点数に直すと134,200点となります。つまり、「佐々木寿人 13万点」は実際にあったことで、他団体・自団体のトッププロが集う麻雀日本シリーズという舞台で、一発、裏ドラ、槓ドラはありますが、赤ドラのないルールでこの点数を記録していました。

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