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110符はどんな手?

麻雀の点数の計算で110符というものがありますが、実際に可能なのでしょうか?可能な場合はどのような形になるのか考えていきます。

符にはどんなものがある?

  1. 基本符
  2. あがり方につく符
  3. 牌の組み合わせにつく符
  4. 待ちにつく符

まず、符が高いものを挙げた場合、「基本符」「門前加符(メンゼンカフ)」「1・9・字牌の暗槓」が考えられます。

基本符はあがったときに必ずつく符です。門前加符は上記の2に該当する符で、門前(メンゼン)ロンあがりした場合に10符がつきます。1・9・字牌の暗槓は上記の3に該当する符で、32符と非常に高い符がつきます。この辺を軸に考えていきます。

110符1翻

1翻で考えられる最も高いパターンを考えていきたいと思います。まずは1・9・字牌の暗槓(アンカン)をつくります。これ以上槓子(カンツ)を増やすと三槓子(サンカンツ)の役が成立して1翻にならないので2つで64符です。次に役牌の雀頭につく2符と1・9・字牌の明刻(ミンコ)につく4符です。これ以外の形だとトイトイ三暗刻がついてしまうのでシャンポン門前(メンゼン)でロン上がりする形になります。

それでは、計算していきましょう。20符(基本符)+10符(門前加符)+64符(ヤオ九牌の暗槓2つ)+4符(役牌の明刻)+2符(發の雀頭)で合計100符となります。符は10単位で切り上げとなるので、後2符あれば切り上げで110符となるのですが、上記のような場合は100符にしかなりません。

では、110符1翻は存在しないのでしょうか?役牌の雀頭は通常2符が与えられますが、ルールによっては連風牌(場風と自風が重なる牌)は4符とするものがあります。そのルールの場合、上記のような形で雀頭が連風牌の場合は4符となり切り上げで110符となります。ちなみに110符1翻の点数は親で5,300点、子で3,600点となります

110符2翻

では、2翻で110符になる形を考えていきましょう。1・9・字牌の暗槓(アンカン)を2つ作ります。次に役牌以外のヤオ九牌で暗刻を1つ作ります。これで三暗刻の2翻ができあがります。トイトイが成立しないようにもう1メンツは順子を作ります。そして役牌の雀頭を単騎待ちでロン上がりする形なります。

それでは、計算していきましょう。20符(基本符)+10符(門前加符)+64符(ヤオ九牌の暗槓2つ)+8符(ヤオ九牌の暗刻1つ)+2符(中の雀頭)+2符(単騎待ち)で合計106符となり、切り上げで110符となります。これ以外でも3槓子のみなどでも110符2翻になる組み合わせはありそうです。ちなみに110符2翻の点数は親で10,600点、子で7,100点となります

まとめ

初心者の方にとっては高い壁となる符計算ですが、実際には110符なんていうのはまず出ることがないので安心してください。私自身も110符どころか100符でさえ今まで見たことがありません。3翻の場合は70符以上は満貫になります。

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